スマートリングの教科書
【実物写真】スマートリングは傷だらけになる?3ヶ月毎日つけた傷の場所と、コーティング・保証の扱い

【実物写真】スマートリングは傷だらけになる?3ヶ月毎日つけた傷の場所と、コーティング・保証の扱い

公開: 2026/8/22

毎日つけて3ヶ月のSOXAI RING 2を、白い紙の上に置いて真上から撮ってみました。目立つ傷がついていたのは、手のひら側の一面だけです。センサーがある内側の面と手の甲側の面にも微細な傷はありますが、写真では見分けがつかない程度です。

3ヶ月毎日つけたSOXAI RING 2の手のひら側の面。赤丸が7月末に気づいた傷

スマートリングの傷について、買う前に次のようなことが気になる方もいらっしゃると思います・・・

  • どのくらい使うと、どのくらい傷がつく?
  • 傷がつきやすい場所と、その原因は?
  • コーティングや素材で、ブランドごとに差はある?
  • 傷は保証で直してもらえる?カバーはつけたほうがいい?

私はSOXAI RING 2を2026年5月から毎日つけていて、ドアノブや机にぶつけることはよくあります。その実物の写真を軸に、各社の公式サイトで素材・コーティング・保証の条件を確認しました。

結論から言うと、傷はつきます。ただし3ヶ月の時点では、光の当たり具合でやっと見える程度で、爪で触っても引っかかりません。そして、ついた傷は保証では直りません(SOXAI、Oura、RingConnが規定に明記しています)。

☀️ この記事でわかること ☀️

  • 3ヶ月毎日つけたリングの傷の実物写真(傷が集中している面と、ほとんどない面)
  • 傷がつくのは手のひら側という話と、公式が「外したほうがいい」と案内している場面
  • 5ブランドの素材とコーティングの公式表記の一覧
  • 傷と保証の関係(対象外と明記しているブランド、有償交換の有無)
  • 傷防止カバーは実在するのか、つけるなら知っておきたいこと
リコ

4万円のリングが傷だらけになったら、ちょっと立ち直れないかも……。

スマリ先生

「傷だらけ」になるかどうかは、写真を見てもらうのが早いです。まず3ヶ月の実物から見ていきましょう。

3ヶ月毎日つけたリングの傷を、写真で見る

私のSOXAI RING 2は、シルバーの18号です。2026年5月中旬に届いてから毎日つけています。約3ヶ月たった今の状態を、白い紙の上に置いて撮りました。

まず、傷がいちばん多い手のひら側の面です。光の当たり具合で、細かい点がいくつも光って見えます。

SOXAI RING 2の手のひら側の面。光の当たり具合で細かい点の群れが見える

この点の群れが、3ヶ月分の微細な傷です。ただし光の当たり具合でやっと見える程度で、爪で触っても引っかかりません。へこみや欠けもありません。

次に、センサーがある内側の面です。

SOXAI RING 2のセンサー側(内周)。写真では傷が見分けられない

肌に触れている面です。微細な傷はありますが、写真では見分けがつきません。

最後に、手の甲側の面です。

SOXAI RING 2の手の甲側の面。写真では傷が見分けられない

こちらも写真では見分けがつきません。つまり3ヶ月の時点で、目立つ傷が集中しているのは3つの面のうち手のひら側の一面だけでした。

時系列で言うと、7月半ばに体験談⑤を書いた時点では、色あせや傷などの劣化は感じていませんでした。微細な傷は日々ついています。ただ、「今、何かをして傷ついた!」と気づいた瞬間は一度もありません。気づくのは、いつの間にか、です。

例外がひとつあります。7月の終わりごろ、それまでと違う、明らかに目立つ傷に気づきました。リード冒頭の写真で赤丸をつけた、短い線と点です。7月半ばに体験談⑤を書いた時点ではなかったもので、ぶつけた心当たりはありません。体験談⑥にも「はっきりした傷を見つけました」と書いています。

体験談⑥を書いたときは、写真で撮っても傷なのか光の反射なのか判別できませんでした。今回は白い紙の上に置いて、元の画質のまま確認したので、傷だと見分けがつきました。

なお、傷がついても使えなくなったわけではありません。この3ヶ月、動作の不具合は一度もありません。表面の微細な擦り傷と、割れや腐食のような故障は別の話です。Ouraの公式お手入れ記事も、外側の傷はセンサーの性能に影響しない(センサーは内側にある)と説明しています。

レン

写真だと「点の群れ」はけっこう目立って見えますけど、実物はそこまでじゃないんですか?

スマリ先生

この写真は、傷が見える角度で撮っています。ふだん指を見ているときは、私でも「頑張ったら見える」くらいです。

3つの面の位置関係を、指の断面で整理しておきます。

リングの3つの面(甲側・センサー側・手のひら側)と、傷が集中していた手のひら側を示した指の断面図

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▶ SOXAI RING 2を公式サイトで見る

傷がつくのは「手のひら側」。公式が「外したほうがいい」と案内している場面

私のリングの傷は、手のひら側の面に集中していました。この面は物を握ったときに、その握った物に当たる側です。傷がついた瞬間は一度も分かっていないので断定はできませんが、何かに触れたときについたのだろうと推測しています。

窓のハンドルを握った手。リングの手のひら側の面がハンドルに当たっている

各社の公式サイトも、傷の原因として同じ方向のことを書いています。

  • Oura: お手入れの案内で、金属、セラミック、石、鍋のような硬い面との摩擦を避けるよう案内しています。ウェイトトレーニングのときは外す、ほかの指輪との重ね付けを避ける、という項目もあります。製品ページには、時間の経過とともに通常の使用で小さな傷がつく、とはっきり書かれています。
  • RingConn: 英語のサポートページで、筋力トレーニング中や硬い物に触れる可能性があるときは、すり減りや傷を避けるために外すことを推奨しています。日本語の製品ページには傷についての記載がありません。
  • SOXAI: ヘルプセンターで、デュラテクト処理で傷や色剥がれに強いとしたうえで、日常的な使用でも状況によって傷や色剥がれが生じる可能性がある、と案内しています。重い物や衝撃についての質問には「故障する可能性は非常に低い」と答えていて、外すことは求めていません。

公式が傷の原因として名指ししているのは、硬い物との摩擦です。

海外のレビューや記事でも、傷の話はよく出てきます。CNBCのレビュー(2024年10月)は、Ouraのリングに驚くほど早く傷が出た、と書いています。Pocket-lintは、ダンベルやバーベルの粗い表面加工がリングを傷つける、と具体的な原因を挙げています。ライフハッカー日本版(2026年5月)は、シルバーのOuraを数年使って軽い擦れ程度で済んだ一方、ブラックは仕上げが剥がれて目立つ傷になった、と色による差を報告しています。

一方で、傷がつかなかったという声もあります。GAPSISのレビューでは、RingConn Gen 2のマットブラックを2ヶ月使って擦り傷は特につかなかった、と書かれています。使う人の生活によって、差が出るようです。

傷がつく面についても、海外の傷防止カバー「Buffr」が、握ったときに器具に当たる面を守る、という説明で商品を出しています。私のリングで傷が出た手のひら側と、同じ面の話です。

私自身は、指につけている以上、ドアノブや机にぶつけることはよくありますが、気をつけているのは「重いものを持つときは少し気にして持つ」程度です。外すほどの場面は、今のところありません。

ジムでダンベルやバーベルを握る習慣がある人は、OuraもRingConnも「外す」側の案内です。運動中につけたままで邪魔にならないか、汗や蒸れはどうかは、別の記事で詳しく書いています。

素材とコーティングをブランド別に比較(公式表記)

傷のつきやすさは、素材と表面の処理で変わるとされています。ただ、ブランドごとに公式サイトの書き方がかなり違います。コーティングの名前を出しているところもあれば、素材名だけのところもあります。各社の公式サイトにある表記を、そのまま並べました。

ブランド素材コーティングの公式表記傷についての公式の言い方
SOXAI RING 2外側チタン(Ti-6Al-4V)
内側合成樹脂
あり
シチズン時計「デュラテクト」
日常的な使用でも
傷・色剥がれの可能性あり
Oura Ringチタン
(内外とも)
記載なし
(仕上げ名のみ)
通常の使用で
小さな傷がつく
RingConn Gen 3チタン
医療グレードエポキシ
あり
「PVDコーティング」
筋トレ中・硬い物に触れるとき
外す推奨(英語サポート)
EVERINGジルコニアセラミック記載なし「傷に強く、強靭」
硬い物を強く押し付けない
Re・De Ring外側ステンレス(316L)
内側非金属
記載なし傷がつきにくい素材
強い衝撃で傷・塗装剥がれも

※2026年8月時点の各社公式サイト・公式サポートページの表記をもとに作成。 ※「記載なし」は、公式サイトにコーティングの記載が見つからなかったという意味です。コーティングされていない、という意味ではありません。

SOXAI RING 2の「デュラテクト」は、シチズン時計の表面硬化技術です。SOXAIの公式サイトでは、小傷や擦れから守り、日常使用でも美しい質感を長く維持する、と説明されています。シルバーとマットシルバーは「デュラテクトプラチナ」、マットブラックは「デュラテクトDLC」というように、色によって種類が分かれています。私のシルバーは、この処理がされたうえで、3ヶ月で前の章の写真の状態です。

Ouraは、素材はチタンと明記されていますが、コーティングについての記載は見つかりませんでした。その代わり、製品ページに「通常の使用で小さな傷がつく」と書いてあるのが特徴です。傷がつく前提で案内している、と読めます。

EVERINGだけは金属ではなく、ジルコニアセラミックです。公式は「傷に強く、強靭にできております」と書く一方で、注意事項には鋭利なもの、硬いものを強く押し付けないように、ともあります。お手入れでは、研磨剤入りの布やシンナー、ベンジン、アルコールで拭かないことも案内されています。

RingConn Gen 3は、素材が金属チタンと医療グレードエポキシで、公式に「PVDコーティング」と書かれています。傷についての案内は英語サポートページのみで、日本語の製品ページには見当たりませんでした。

Re・De Ringは、FAQに「日常でご利用いただく場合はキズがつきにくい素材」とあり、ただし強い衝撃で傷がついたり塗装が剥がれたりする場合もある、と続きます。

素材の違いは、傷だけでなく金属アレルギーにも関係します。チタン、セラミック、ステンレスの3タイプの違いは、別の記事にまとめています。

傷は保証で直る?

保証規定を5社分読むと、通常の使用でついた傷を対象にしているブランドはありません。SOXAI、Oura、RingConnの3社は、対象外とそのまま書いています。

ブランド傷は保証対象外と明記?傷を直す有償の道
SOXAI RING 2明記あり
引っかき傷・くぼみ・へこみ
なし
(有償修理・交換も受け付けない)
Oura Ring明記あり
日常の取り扱いによる傷・へこみ
公式記載なし
有償プラン(米国のみ)も外観の損傷は対象外
RingConn明記あり
製品外観の通常の損耗
Care+の対象は
落下・衝撃・摩耗による損傷
EVERING記載なしあり
定価の半額+送料1,320円
Re・De Ring記載なし専用の記載なし

※2026年8月時点の各社の保証規定・FAQをもとに作成。

SOXAIは、保証規定の対象外の項目に「引っかき傷やくぼみ・へこみを含む通常の使用によって生じた損傷」と書いています。しかもSOXAIは、保証の対象外になったものの有償修理や交換を受け付けていません。つまり傷を直したければ、買い直しになります。購入から30日以内に入れる有償の延長保証も、期間が1年延びるだけで、傷が対象になるわけではありません。

Ouraは、日常の取り扱いに起因する引っかき傷やへこみを、通常の損傷として対象外にしています。米国向けには有償のExtend Protection Plan($45で2年、$60で3年)もありますが、日本では申し込めず、こちらも外観の損傷は対象外です。

RingConnは「製品外観の通常の損耗」が対象外です。有償のCare+(1年4,380円)は「落下、衝撃、摩耗によりリングが損傷した場合」が対象で、交換1点につき送料1,680円がかかります。ただ、傷だけで交換してもらえるかどうかは、規約に明示がありません。

EVERINGとRe・De Ringは、保証規定に傷についての記載がありません。対象外として挙がっているのは、落下や輸送中の破損、誤った使い方などです。「傷が対象外」とも「対象」とも書かれていないので、実際にどう扱われるかは問い合わせてみないと分かりません。EVERINGには、保証が切れた後も定価の半額に送料1,320円を足した金額で交換できる道がある、とFAQに書かれています。

保証期間や窓口、電池の劣化の扱いなど、保証の全体像は別の記事で詳しく書いています。

傷を減らす方法と、傷防止カバーの実際

保証で直らないなら、傷がつく可能性が高い場面では外すようにすることをおすすめします。各社の公式が案内している対処は、前の章で出てきたものと同じですが、ここでは「やること」の形に並べ直します。

  1. ダンベルやバーベルを握る種目の前に外す。 OuraもRingConnも、ウェイトトレーニング中は外すことを推奨しています。
  2. 金属、セラミック、石など硬い物を扱うときは外す。 Ouraが名指ししている素材で、鍋もその例に入っています。
  3. 重い物を持つときは、少し気にして持つ。 これは公式の案内ではなく私の習慣です。気をつけているのはこれだけで、外すまではしていません。
  4. ほかの指輪と重ねてつけない。 Ouraのお手入れ案内にある項目です。
  5. 研磨剤入りの布や溶剤で拭かない。 EVERINGのお手入れ案内にあります。

もうひとつは、買う前の色選びです。私は、傷が気になる人はマットなデザインを選ぶといいと思っています。色については、ライフハッカー日本版が、ブラックのOuraは仕上げが剥がれて傷が目立ち、シルバーは数年使って軽い擦れ程度だった、と報告しています。

傷防止カバーは実在する。ただし売れている実績は確認できなかった

シリコン製の傷防止カバーは、実際に売られています。2026年8月時点でYahoo!ショッピングを見ると、Oura Ring用の2個入りが1,698円、RingConn用の2個入りも1,698円、Galaxy Ring用は768円でした。いずれもレビューは0件で、受注生産の表示です。買った人がどう感じているかは、国内の商品ページからは分かりませんでした。

公式品は、RingConnが「Ring Protector」を$12.90で販売しています。医療用シリコン製で、運動や屋外向けという位置づけです。Oura公式ストアのアクセサリは充電器のみで、カバーは販売していません。海外には「OSleeve」「Buffr SMART」のような専用品もありますが、日本向けの価格は確認できませんでした。

使い勝手については、ライフハッカー日本版がシリコンカバーを試して、厚みで握りにくく実用的ではなかった、と評価しています。

私はカバーを検討したことがありません。リングがこれ以上分厚くなるのは嫌だからです。

✅ 傷を減らすためにできること
  • ダンベル・バーベルの種目の前に外す(Oura、RingConnが推奨)
  • 硬い物(金属・セラミック・石・鍋)を扱うときは外す(Ouraのお手入れ案内)
  • 重い物を持つときは少し気にして持つ(私の習慣。外すまではしない)
  • ほかの指輪と重ね付けしない(Ouraのお手入れ案内)
  • 気になる人はマットなデザインを選ぶ(ブラックは剥がれが目立つという報告あり)

まとめ

リコ

「傷だらけ」の想像とはだいぶ違いました。目立つのは手のひら側で、それも光の角度で見えるくらいなんですね。

☀️ 要点まとめ ☀️

  • 3ヶ月毎日つけたSOXAI RING 2の傷は、手のひら側の一面に集中。センサー側と甲側の微細な傷は写真では見分けがつかない程度
  • 程度は「頑張ったら見える」くらい。爪で引っかからず、へこみ・欠けもない
  • 公式が「外して」と案内しているのは硬い物との摩擦(筋トレ、金属・石・鍋など)
  • 通常使用の傷は保証で直らない。SOXAI、Oura、RingConnが規定に明記。SOXAIは有償修理もなし
  • 傷防止カバーは実在するが、国内品はレビュー0件。使った人からは「厚みで握りにくい」という評価。私は厚くなるのが嫌で検討していない
スマリ先生

7月末に目立つ傷を見つけたときは、見た目が変わったことがショックでした。ただ、それも手のひら側で人からは見えず、よく見たら分かる程度です。日々ぶつけながら使う道具として、3ヶ月でこの状態なら、私は気にせずつけ続けています。この先どうなるかは、体験談で書いていきます。

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