
PR
【血圧が気になる方へ】スマートリングで血圧は測れる?正直に解説します
2026/5/4
先生!スマートリングって血圧も測れるって聞いたんですけど、本当ですか!?毎日の血圧管理に使えたら最高なんですが!
正直にお伝えします。今の主要なスマートリングでは、血圧は測れません
でも「スマートリング 血圧」で検索するとたくさん商品が出てきますよね?あれって嘘なんですか?
良い指摘です。実はスマートリングといっても、血圧との関係は製品によって大きく異なります。3種類に整理して説明しましょう。
☀️ この記事でわかること ☀️
- スマートリングと血圧測定を3種類に整理して解説
- なぜ主要ブランドは血圧を測れないのか
- 通販の「血圧測定対応」リングを信用してはいけない理由
- 医療機器として認証された唯一の指輪型血圧計とは
- 血圧が気になる方がスマートリングで活用できるデータ
まず結論:スマートリングと血圧測定を3つに整理する
| 種類 | 代表例 | 血圧測定 |
|---|---|---|
| 日本で買える主要3ブランド | SOXAI RING・RingConn・EVERING | ❌ 非対応 |
| 通販の「血圧測定対応」リング | 中国系格安ブランド等 | ⚠️ 数値は出るが信用できない |
| 医療機器認証済みリング | CART BP pro(韓国・欧州) | ✅ 本物だが日本未販売 |
この3つを混同しているために「スマートリングで血圧が測れる」という情報が広まっています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
①日本で買える主要3ブランドは血圧を測れない
SOXAI RING 2・RingConn Gen 2・EVERINGの3製品は、いずれも血圧の計測機能を搭載していません。
なぜ測れないのか?
一般的な血圧測定は、腕や手首に圧力をかけて血管を一時的に圧迫するという方法で行います。家庭用の血圧計がぎゅっと腕を締め付けるのはそのためです。
ほぼすべてのスマートリングが使っているのはPPGセンサー(光学センサー)という、光を当てて血流の変化を読み取る技術です。心拍数や血中酸素は計測できますが、従来型の「圧力をかける」動作ができないため、SOXAI・RingConn・EVERINGでは血圧の直接測定に対応していません。
「スマートリングで血圧が測れる」という情報をSNSや広告で見ることがありますが、SOXAI・RingConn・EVERINGについては事実ではありません。
②通販の「血圧測定対応」リングは信用できない
検索すると「血圧測定機能付き」と書かれた製品があふれています。実際に使うと、それらしい血圧値が画面に表示されます。一見正常に測れているように見えるのが、むしろ問題です。
しかしその数値には根拠がなく、医療機器としての精度検証を一切受けていません。
表示された数値を健康管理の判断に使うのは危険です
誤った数値を「正常」と思い込んで医療機関への受診が遅れるケースが最も怖いシナリオです。通販で安価に買える「血圧測定対応」スマートリングは、測れていない数値が出ているだけと考えてください。
表示されているから測れていると思っていました。気をつけないといけないですね。
はい。「数値が出る=正確に測れている」ではありません。医療機器認証のない製品の血圧値は参考にしないことをおすすめします。
③医療機器認証を受けた指輪型血圧計は存在する
唯一の例外が、韓国のSky Labs社が開発したCART BP proです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発国 | 韓国 |
| 医療機器認証 | 韓国(2023年)・欧州CE-MDR(2026年1月) |
| 技術 | PPGセンサーによるカフレス血圧測定 |
| 精度 | 欧州高血圧学会(ESH)の6項目検証をクリア |
| 普及状況 | 韓国1,700以上の病院・クリニックで処方済み |
| 日本での状況 | 大塚製薬が独占販売権を取得(2026年2月)。日本での承認申請はこれから |
韓国では処方・一般購入どちらも可能で、欧州でも2026年から展開が始まっています。精度は欧州心臓病学会議(2025年)でも発表されており、通常の血圧計と比較して有意差なしという臨床データが出ています。
それって本物の血圧計と同じくらい正確ってこと!?すごい!
はい。ただしあくまで「日常の血圧変動をモニタリングする」補助ツールという位置づけです。医療診断の代わりにはなりません。
日本ではいつ買えるようになる?
大塚製薬が2026年2月に日本での独占販売権を取得しましたが、販売には日本独自の医療機器審査(PMDA)通過と保険収載が必要です。申請準備から承認・保険収載まで含めると、早くても3〜5年かかる見通しです。
スマートリングで血圧管理に役立てる3つのデータ
主要3ブランドのうち、SOXAI RING 2とRingConn Gen 2は、血圧そのものは測れませんが、血圧と深く関係するデータを計測できます。
①安静時心拍数
起床直後やリラックス時の1分あたりの心拍数です。安静時心拍数が高い状態が続くと、心臓への負担が大きくなり、血圧との関係も指摘されています。スマートリングは24時間自動計測するため、「ふだんの心拍数」の傾向把握に役立ちます。
②HRV(心拍変動)
心拍の1回1回の間隔のゆらぎをHRV(Heart Rate Variability)といいます。HRVは自律神経の状態を反映する指標で、HRVが低い状態が続くとストレス・慢性疲労のサインであることが多く、血圧上昇との関連も研究で報告されています。
家庭用の血圧計ではHRVって測れないですよね?スマートリングならではのデータだ。
そうです。毎日のHRVを記録することで、体の疲れのパターンや自律神経のバランスをつかめるようになります。
③SpO2(血中酸素飽和度)
血液中の酸素量で、正常値は95〜100%です。睡眠中にSpO2が下がる場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は高血圧の主要な原因のひとつとして知られており、スマートリングのSpO2データが医療機関への相談きっかけになる場合もあります。
血圧が気になる方へのおすすめの使い方
スマートリングは血圧計の代わりにはなりません。ただし以下の組み合わせが効果的です。
- 血圧の数値は家庭用血圧計・医療機関で定期的に測る
- スマートリングで心拍数・HRV・睡眠スコア・SpO2を毎日記録して傾向を把握する
- 「HRVが下がっている→ストレスが高い週だった」など体調変化のパターンに気づく
- SpO2の低下が続く場合は医療機関に相談する材料として活用する
まとめ
血圧は測れないって最初は残念だったけど、正直に教えてもらえてよかったです。HRVとかSpO2とか、血圧に関係するデータが毎日自動で記録されるなら、スマートリングもありですね!
血圧管理には、血圧の数値だけでなく、その背景にある心拍・睡眠・ストレスを把握することが大切です。スマートリングはそのためのツールとして十分活用できます。
☀️ この記事のまとめ ☀️
- 日本の主要3ブランド(SOXAI・RingConn・EVERING)は血圧測定に非対応
- 通販の「血圧測定対応」リングは数値が出るだけで精度は信用できない
- 医療機器認証済みのCART BP proは韓国・欧州で入手可能。日本は早くても3〜5年後の見通し
- スマートリングは血圧計の代わりにはならないが、心拍数・HRV・SpO2・睡眠スコアで血圧管理をサポートできる
- 血圧の数値は家庭用血圧計・医療機関で測定することが大切
